IoT導入までの流れ
はじめに
日本政府が主導する【生産性向上、省力化→働き方革命】を実現するための【IoTを活用したシステム導入】の流れです。- IoTには興味はあるが具体的なイメージが湧かない。
- 会社としてIoT推進は決定しているが、何から手を付けて良いかわからない。
- 必要な要件は明確になっているが、各論のセンサー・データベースがわからない。
IoTを活用したシステム導入の3確定要件
- 1センサーの仕様や設置する場所
- 2データベース化する場合の分析軸の決定
- 3「見える化」を目的とした結果報告レポートの書式
当社では、6つのセクションからIoTを活用したシステムの導入と運営を行える事を目的としています。
流れ
事前打合わせ [無償]
システム構築の流れや IoT システム導入の具体例のご紹介をお伝えします。可能な範囲で、業態や現状、課題、ご要望、長期的目標の確認をします。
- IoTの現状と業界ごとの導入事例
- 現状でのIoT利用方法や、導入のメリット・デメリット、将来的な恩恵、今後の展開など説明いたします。
- IoT導入分析
- IoT導入事例をもとに、導入分析やシステム構築を行う流れについて説明いたします。
- 事前確認
- 貴社の業態や現在の状況、短期的な課題や要望、長期的な目標を確認し、簡単な分析を行います。
業務分析
業態の分析やヒアリングの結果を踏まえ、短期的・長期的メリットをもたらすシステムのご提案をいたします。
- 問診票
- 事前打ち合わせの要件をもとに問診票にご記入いただき、貴社業務資料を頂いた上で、事前の分析を行います。
- ※貴社の業務内容、方針により、機密保持契約を締結させていただく場合がございます。
- ヒアリング
- 貴社のご要望に合うシステムの概要を検討した上で、打ち合わせを行います。(3時間x3回を想定)
- 打ち合わせにて、現在の業務状況、現状の課題、将来的なご要望などをお聞きします。
- IoTシステムと既存設備が関連する場合は、その状況も確認させていただきます。
- 業務分析
- 確認情報から、業務分析を行い、貴社にとって価値ある業務用券に沿ったIoTシステムのご提案を行います。
- 業務分析の結果は、下記の資料を提示の上、プレゼンテーションを行います。
- IoTシステム提案書
- 業務要件分析表
- 短期的なメリット(直近の課題)、長期的なメリット(データ活用)等をまとめます。
- 要件設計見積書
- 具体的なシステムの要件設計を行うための御見積を提示します。
要件設定
最適なIoTシステムの概要を検討し、具体的なシステム設計を行います。 必要な要件をまとめた仕様書を提示します。
- システム要件検討
- 短期的な課題、長期的な課題を満たすIoTシステムの要件を検討・提案します。
- システム設計
- IoTシステムの要件を満たすシステム構成およびシステムの機能を検討の上、設計を行います。
- ユーザーインターフェイスデザイン
- 設計に合致したデザイン案を提示し、実際の運用でどのようにシステムを利用するかレビューします。
プロトタイプ構築
完了した要件設計に基づいて、実際の運用の前に、最小限のプロトタイプで検証し、修正点や要再検討部分を洗い出します。
これは、要件設計を満たした、検証用の最小限のシステムで、これにより、実際の業務で必要な修正点や、システムに合致した機器の要件を再検討できます。
貴社とともに実地検証を行うことで、当初から最大効果を発揮するシステムを提供いたします。
- プロトタイプ設計
- 実際に運用するシステムの設計を踏まえ、最小限の実証を行うための設計を行います。
- プロトタイプシステム制作
- プロトタイプシステムを制作し、貴社の環境に設置・接続します。
- 実地検証・設計変更
- 貴社とともに運用し、実際の業務への影響や実際に導入する際の課題を分析します。
- 業務フローとの整合性
- ハードウェアの整合性
より良いハードウェア構成やクラウド契約の方法についても再検討の上、見積もりを提示します。
実システム構築
実地検証を経て、クラウドサーバー上にIoTシステムを構築します。 初期運用に必要なアカウント情報や初期データの設定を行いすぐに使える環境をご提供します。
- 運用システム制作
- 分析・検討結果を考慮し、実運用システムを制作し、実サーバーにシステム環境を構築します。
- システム導入
- デヴァイスやゲイトウェイ、ネットワーク機器のセットアップを行い、クラウドサーバの契約を行ったあと、運用向けのシステムを立ち上げます。貴社設備との接続、動作テストを行ってから引き渡します。
システムサポート
実運用開始後も、業務要件の変更や新しいご要望等にお応えし、継続的に運用していただくために、様々なサポートを打っております。
IoTシステムは拡張性も考慮して設計しますので、新しい要素を追加するなども可能です。サポートについては都度ご要望をお聞きした上で、プランを提示いたします。
- 立ち上げサポート
- システム管理者向け、経営向け、現場業務向けなどの講習・対面サポートなど行います。
- 運用サポート
- データメンテナンスやハードウェアのアップグレードなども考慮した運用のサポートを行います。
- その他のサービス
- AIを用いたデータ分析、外部システムや協業会社とのデータ連携などの業務展開サポートも行います。