CADSUPERシリーズ

CADSUPERとは？

CADSUPER（キャドスーパー）は機械設計製図・金型設計製図で使われている国産2次元CADソフトウェアです。JIS規格対応をはじめ国産ならではの機能を活かした設計を行えます。
1985年の発売以来、歴代モデル（SX、JX、FX、FXⅡ）の省操作性を引き継ぎ、今もなお進化を続けています。

最新モデル「CADSUPER」は2次元製図と3次元データ取り込みを行えるハイブリッドCADです。長年培われてきた使い易い2D作図機能と機械設計・金型設計を支援する機能が標準搭載されています。さらに3Dデータから投影図・断面図を作成することもできます。
そして、「CADSUPER Lite（キャドスーパー ライト）」は、上位版CADSUPERの2次元製図機能に特化した2次元CADソフトウェアです。

CADSUPERシリーズは、日本の設計に合ったトップクラスの設計環境を提供します。

機械設計製図

機械要素作図（ねじ・ボルト、鋼材、軸、ピンなどのJIS部品）と寸法公差・記号作図の機能を標準搭載しています。

ねじ、鋼材、軸受け、ピン、歯車などの新旧JIS規格に対応した部品を作図できます。選択画面にてサイズ・基準点・作図向きを指定して図面内に部品を配置できます。

寸法公差、幾何公差（GPS）、記号類なども、選択画面にて書式を指定して図面内に公差や記号を配置できます。

　
※CADSUPER Liteは機械要素のねじ・ボルト、鋼材のみに対応しています。

金型設計製図

座標、角度、径の引き出し寸法線や自動累進寸法線などの寸法機能、逃しや角Rの作図機能、抜き勾配の作図機能など、金型図面に必要不可欠な機能を標準搭載しています。

また別売のオプションアプリケーションを追加することで、プラ型設計、プレス型設計、ブロー金型設計のためのコマンドを加えることもできます。

　
※CADSUPER Liteは本機能に対応していません。

3Dデータから投影図・断面図

3Dデータ（Parasolid、IGES）を取り込んで2Dデータの投影図・断面図に変換できます。
単面図、三面図、六面図、等角投影図や任意の断面図をCADSUPERの図面に配置できます。

投影図を3Dデータから取得する際に発生する端点未接続、重複要素、円弧の微小線分化などの問題点を解決できる補正機能が搭載されており、この機能を使うことで金型や治具を設計する際に3Dデータを有効活用できます。

また、プレートの3Dデータを取り込んだ際の穴の隠線を追加または削除する機能、ポケットと断面の位置を指定して断面隠線を追加する機能、ポケット加工の面取り線を削除する機能などは加工図面の作成に便利です。

　
※CADSUPER Liteは本機能に対応していません。