InfraWorks2023.1で旧バージョンデータが開けない

2023年10月にリリースされた InfraWorks2023 の最新バージョン 「2023.1」で、旧バージョンで作成したデータが開けないという現象が確認されています。

現状「2023.1」のままでこの現象を回避する方法がないようですので、同現象を回避したい場合は使用するバージョンを「2023.0」に戻す必要があります。

Autodeskアカウントから再度「2023.0」をインストールしようした場合、通常のダウンロードインストールだと最新バージョンである「2023.1」 がインストールされてしまいます。

通常の「インストール」だと最新バージョンがインストールされてしまう

「2023.0」の再インストールを行いたい場合は、以下の3つの方法が考えられます。

  1. 保存していた「2023.0」のインストールデータで再インストールする
  2. Autodeskアカウントからメーカーサポートへ連絡し「2023.0」のインストールデータを提供してもらう
  3. Autodeskアカウントのカスタムインストール機能で特定のバージョンのインストールデータを作成する

ここでは、”3. Autodeskアカウントのカスタムインストール機能で特定のバージョンのインストールデータを作成する”手順をご紹介します。

「2023.0」のインストールデータを入手

Autodeskアカウントにサインインし、InfraWorks 2023.0のインストールデータをカスタムインストール機能から作成・ダウンロードします。

[すべての製品とサービス]の InfraWorks から[カスタムインストール]を選択

Autodeskアカウントにサインイン後、[すべての製品とサービス]から InfraWorks を探し、[カスタムインストール]を選択します。

[新規パッケージ]で[カスタムインストール]を選択

「新規パッケージ」画面の「① 製品を追加」で InfraWorks を選択し、「インストールするバージョン」で[特定のバージョン]を選択します。

表示されたウインドから[InfraWorks 2023.0.1 Hotfix]の[選択]します。

[特定のバージョン]に指定した[InfraWorks 2023.0.1 Hotfix]が入っていることを確認し[次へ]を選択します。

「② インストールの設定」にて「パッケージ名」を入力し、「使用規約」に同意するにチェックを入れ、[ダウンロード]を実行します。

指定したファイル名で “exe”ファイルがダウンロードされます。

「2023.1」をアンインストールする

Windowsの「アプリと機能」で現在インストールされている「2023.1」をアンインストールします。

info

ご使用されてきた状況により InfraWorksをクリーンインストール が必要な場合があります。
InfraWorksをクリーンインストールする方法については、下記メーカー公開情報をご確認ください。

>> InfraWorksのクリーンインストール(Autodesk Knowledge Network)

「2023.0」を再インストールする

ダウンロードした「2023.0」の exeファイル を実行し再インストールを行います。

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